大ベテラン俳優・
森繁久弥さんは子供や動物との共演を嫌がっていましたが、理由は、子供や動物は「主役を食ってしまう」からだそうです。つまり、登場するだけで目立ってしまうからです。これでは懸命に演技をしている森繁さんとしてはたまったものではないのでしょう。最近「
ポニョ」とか可愛い「
猫」が登場する映画があります。「ポニョ」は興行的には成功しているそうですが、これまでの宮崎作品を期待していた大人も、そして子供達も期待はずれだったのではないでしょうか?あの「♪
ポ~ニョ・ポ~ニョ・ポニョ♪」と女の子が歌えば微笑んでしまうし、可愛い猫が出てくると好きな人達は微笑んでしまう。猫は何の演技もしないのに。映画でポニョとか猫とかの「可愛さ勝負」は反則技ではないでしょうか?安易に絵文字に頼る文章みたいです。文章力をつけるべきでしょう。
ところで今日から中学の娘は職場体験です。近くの市民センターで公民館や図書館の仕事を体験します。今日の午後、そっとのぞいてみたら、きちんと受付に座っていました。顔を出したかったけど我慢しました。やはり微笑んでしまいました。