先週、久しぶりに裁判所に行きました。以前は不動産競売物件の閲覧で毎月通っていた事があります。今はインターネットで全て検索できますので裁判所に足を運ぶ機会はめっきり減りました。裁判所に行くと必ず見るのは当日行われている裁判の記録です。その日も多く、損害賠償請求、土地境界の問題、市を相手の訴訟、離婚問題等の民事事件や強盗等の刑事事件等本当に多くの審理が行われています。原告・被告・代理人と全て実名が出ます。有名な会社や、たまには知り合いの名前も見かけます。本当にここでは様々な人間模様が見て取れます。僕も数年前に自分としては全く理不尽な訴訟を起された事があり、ここに数回名前が掲示されました。全面的に勝ちましたがやり切れない感情が残りました。長い付合いの先輩がこれを見て心配して電話をくれました。多分、野次馬根性でしょう(笑)
ところで裁判員制度が来年5月からスタートします。僕も不安ですが裁判所など一度も行った事がない人達はもっと不安でしょう。光市の様な事件の裁判に当る事も当然考えられます。あの被害者家族の真剣な訴えを、まるで素人の我々一般市民が審理しなければならない。しかもアメリカみたいに有罪か無罪かだけではなく量刑についても述べる事になるそうです。本当にできるのかなと心配です。
追伸・今日は所属協会の年次総会です。我々役員はこれが無事終わらないと正月が来ない気分です。僕は4年連続で議長に指名されています。今年はどうなることやら。さあ、頑張るぞ~!