来週月曜から2泊3日で僕の所属する協会の沖縄研修旅行が入っています。でも強力な台風15号の影響が心配されています。僕は仕事の都合で行けなかったのですが、20名以上の参加者はみんな気が気でないでしょう。ところで昨夜はその所属協会のある理事の奥さんのお通夜でした。
一番若い理事で奥さんも40を少し過ぎたばかりでした。3年に渡る乳癌との闘いだったそうです。二人の子供もまだ小学校と一人は幼稚園児ではなかったでしょうか。会場はまだ若い母親やその子供達の姿が多く見受けられました。僕はお通夜の最中、彼と子供達を正視できませんでした。
彼は建設会社の社長であり仕事の関係でも何度も会食を共にしたけど、一度も奥さんのご病気の事は話しませんでした。奥さんが家での最後の闘病生活中に仰った言葉は「死んでも生きていきます。」だったそうです。まだ幼い子供達や仕事に忙しい夫を残しての無念の言葉でしょう。悲しみが癒えるのは時間の経過のみです。奥様のご冥福をお祈りすると共にご家族が一刻も早く立ち直られる事を祈ります。また、ご婦人は乳癌には本当に気を付けたがいいと思いました。