義経は来週いよいよ最終回のようですね。
義経最後の戦
衣川の戦いです。有名な「
弁慶の立ち往生」も演じられると思います。奥州
藤原一族は
秀衡(ひでひら・高橋英樹)の存在が大きく、さすがの
頼朝も手がつけられなかった。過去、全く同じような事例が見られます。
織田信長も
武田信玄の急逝がなかったら
天下は取れなかった。頼朝は
ついてます。秀衡の死去で全ての扉が開かれました。即ち天下が開けたのです。憎い弟も葬る事ができる。義経については兄頼朝側から書かれた文献がほとんどですが、それでも弟の人気に
嫉妬していたと言う記述が見られるようです。
後継の藤原
奉衡(やすひら・渡辺いっけい)は
大将の器ではなく頼朝の脅しにあっけなく義経を
裏切ります。その結果、義経一行はもとより
栄華を極めた藤原一族も滅びてしまいます。
トップ次第で一族の運命も一変してしまうものですね。
後に奥州を旅した
俳句の達人が一句詠みました。
5日朝・追伸です。
高橋英樹氏の演技はさすがでした。それにしても義経が平泉にたどり着いてから兄・頼朝軍と衣川で最後の決戦をするまで2年くらいの期間があったはず。頼朝がいずれ攻めてくる事は分かっていたのにその間、何で戦力を整える等しなかったのだろう?との疑問もあります。それだけ秀衡の死が急だった、つまり
想定外(流行語大賞?)だったと言うことですか。