プロ野球巨人軍の選手が野球賭博をやったという問題で契約解除とか永久追放との報道をよく見ます。この前の巨人軍投手の記者会見をみて、この人は本当に野球しか知らないんだなと強く思いました。賭博に関する認識や会見での言葉遣いなど社会人とは思えません。甘い言葉で近づいてくる怪しげな人間を見抜く事は無理でしょう。
清原問題もそうですが、一連の事件で逮捕・解除される連中は自分の立場を全く考えていませんね。野球人として世間でどう思われているか?自分達に憧れる子供達に対して夢をぶち壊してしまいました。ファンが減るということは野球界に落ちるお金も少なくなってきます。また、スポンサーも離れるでしょう。つまり自分の首を自分で絞めた事になります。
昔、巨人軍を9連覇に導いた故・川上監督は徹底した管理野球を敷きました。また、名将・広岡監督も管理野球を信条としていました。彼らは小さい時から野球しか知らない選手たちを社会人として信用していなかった。だから徹底的に野球を通じて心身ともに鍛え上げたのでしょう。
管理野球から育った王・長嶋選手は今でも尊敬を集めています。自由を謳歌して、高額所得なので浪費しまくり奔放に野球人生を送ってきた選手達は清原みたいに見る影もありません。危ない組織に弱みを握られてビクビクしている選手・元選手は相当いると思いますよ。選手を甘やかすと全てに良い事はありませんね。