先週土曜日は、東京在住のすぐ上の兄のかねてからの希望で鹿児島知覧特攻平和会館を見学に行きました。正午到着の兄を空港へ迎えに行き、そのまま高速道路で鹿児島へ向かいました。約3時間で到着。兄は予め調べていて知っていたようですが、僕はたまに耳にするくらいでほとんど知識がありませんでした。
約1時間半ほど見学しました。悪天候の中、現職の自衛隊制服組を何人も見ました。彼らは僕達とは違った感想がきっとあるはず。西洋人も何人か来ていました。多分、敵国だった外人さんでしょう。感想は述べるつもりはありませんが、本当に矛盾に満ちた戦争だったなと思います。二度と同じ道を歩んではならないと思いました。
その日の宿は「特攻の母」と慕われた鳥濱トメさんに縁のある「富屋旅館」でした。今はトメさんの孫の嫁と曾孫の女性が経営しているそうです。夕食は美味しい郷土料理。地酒も色々頂きました。そして朝は特攻隊員が出撃前に食したという質素ですが心がこもった朝食でした。朝食後、若い特攻隊員は激戦地・沖縄に向かって飛び立ちましたが僕と兄は平和な熊本に向かいました。