昨日は相部屋の人達との挨拶なんて書きましたが、状況次第で一晩か二晩で部屋を変わるケースも多いようで挨拶どころではない場合もあるようです。一昨日入院した、多分中学生の男子は膝の手術が終わるとさっさと部屋を替わり、直後に作業中に親指の先を切断した年配の男性が手術直後入って来ました。顔も名前もわかりませんが、カーテン越しのスタッフと会話で状況がわかります。ただ急な事故だったようで奥さんもまだ来られず、昨夜はかなり年配の老女二人が駆けつけて来たので、もしかしたら母親か姉弟かなと思いました。10時の消灯時間まで大声で今後の事を話し、あちこちに電話を掛けていました。老女二人は帰る際にカーテン越しに「入院の皆さん、ご迷惑をお掛けしました。」と言って帰られました。本人は今朝もあちこちに電話を掛けています。点滴で動けないので、テレビを見る手続きも身内でないとできません。気の毒に思いますがどうしようもありません。
ところで手術後、歩く事にも支障があり痛くて眠れなかった股関節が人工股関節に取り替えられ、その痛みはなくなりました。ただ傷跡と切断した筋肉が回復までに固く凝って痛み、なかなか熟睡はできませんでした。それもリハビリのお陰で退院間近の現在ほとんどなくなりました。久しぶりに熟睡できるようになってきました。わずかの期間の寝たきりの状態から車椅子、二本松葉杖、一本松葉杖、一本杖と変わり今は杖無しでもほぼ普通に歩けます。ただ、昨日一時外出して自宅内で動き過ぎたら傷が少し痛み出しました。一本杖が手放せない4級身体障害者となります。退院後も調子に乗ったらだめですね。