昨日、早くも花見のお誘いがありました。僕も連絡網としてMさんに取り次ぐと「ごめん、宮城で姉が音信不通だからどうなるかわからん。」と言われました。身近な人にも災害は影響しているなと感じました。ところで16年前の阪神淡路大震災のとき、地元で開催される「春の甲子園」は中止した方がよいのではとの意見が多かったそうです。ところがある方の意見で主催者の毎日新聞社社長が涙を流さんばかりに感動して開催に踏み切ったそうです。それは大体次のようなものでした。「
確かに大勢の犠牲者を出して復興中なのにお祭り騒ぎは不謹慎だという意見もある。だが復興に一番必要なのはお金である。とにかく開催する事。そうすれば人が集まりたくさんのお金が地元にも落ちて復興のための資金も多く集まるに違いない。慰めの言葉ばかりでは本当の復旧にはならない。」確かに今回の大震災の報道を耳にする度に気が落ちます。昨日も仕事が手に付かない気分でした。そうなると経済活動は益々停滞し見通しが暗くなるばかりです。復興に役に立つという目的があればイベント、花見大いに結構ではありませんか。地方の消費が経済の循環に貢献する事を期待してにぎやかに花見を開催したいと思います!