株価の下落は目を覆うばかりです。それも決まってアメリカの動向次第です。この世界的経済不況の原因国アメリカでの株価下落は当然ですが、世界がそれに連動している。これはグローバル(国際)化の為せる業でしょう。好景気の時は互いに競争して各企業も元気なのですが、今みたいに裏目に出ると大変です。日本の主要産業がいかにアメリカ頼みだったのか思い知らされましたね。
昨夜、晩酌をしながらぼんやり考えていたのですが、日本は江戸時代まで鎖国政策を採っていた。それを蹴破ったのはアメリカ(ペリー提督)ですが。江戸時代は二宮尊徳などの優秀な農政家も出ていますし、少なくともそれまで食料は自給率100%を維持していた。開国後、資源の少ない日本が技術力で国際競争に参加するのは当然の事ですが、でも、肝心な食料も安易に輸入に頼り極端に自給率を下げてしまったのは歴代政府の失敗でしょう。この不況時、農業政策が見直されています。徳川家康が鎖国に踏み切ったのは、安易な開国の愚かさを危惧していたのではないか?坂本竜馬は若くして開国を唱えましたが、国際調査が少し足りなかったのではないか?凄い人達を酒の肴にするのは楽しいものです(笑)