イタリア中部の
世界遺産大聖堂での落書き問題で、日本の大学生が停学処分を受けたり、高校野球部監督が解任されたりしました。なにか日本人の良識・道徳観が大変良い評価を受けたようです。しかし日本には昔から「
旅の恥は掻き捨てよ」と言う諺があり、今でも旅先で結構醜態をさらす人も多いのでは?そんな聖人君子の様な国民性ではないと思います。ただ、これも昔から云われてきた「
武士の情け」という言葉が通じにくくなってきたと思う。今回、野球部監督はいきなり解任されていますが、マスコミで弁明・反省の機会を与えても良かったのではと思います。高校側が立場上厳しい処分を行う事はやむを得ないけど、それにしても人情味の無い処分でした。僕なら訴訟を起すかもしれません。話は逸れますが、「
ヒデとロザンナ」の
ロザンナが今回暴露本を出すそうです。その中で10数年以上前のヒデの葬儀か納骨日の会食の席で、
ヒデの親友という男が生前のヒデの若い彼女の存在をみんなの前で暴露したそうです。ロザンナはショックを受け、最初はその男に腹が立ったそうですが、その後はヒデに仕返しをしようと行動に移ったそうです。しかし、その親友という男は何を考えているのか。「
武士の情け」とは、別に悪い事をした人を庇う事ではない。この場合ヒデが、またはその家族が傷つかないように気を配る事だと思います。この男は未亡人になったロザンナに下心を抱いていたに違いありません。でも逆効果だったみたいです。また、ロザンナも仕返しで恋愛に走ってはいけません。良い結果は出ないでしょう。何を言いたいのか分からなくなってきましたが、とにかく「
武士の情けは遠くになりにけり」でしょうか。