先週、菊池のUさんから里芋の良いのを頂いたので久々に「
のっぺ汁」を作ってみることにした。
正式には「のっぺい汁」というのかもしれません。幸い椎茸も分厚いのを戻してあります。午前中の仕事の合間に携帯電話とコードレス電話を持って台所と事務所を行ったり来たりして何とか仕上げました。だしはしっかり取りましたが味付けがよくわからない。それで自分なりの味加減で味付けをしました。唐辛子を少し入れてけんちん汁風です。お義母さん宅にも分けて差し上げましたが評判は良かったです。僕にとっての
お袋の味はこの「
のっぺ汁」と「
さばの酒粕漬け」が代表的なものです。酒粕漬けは滅多に食べる事ができなくなりましたがのっぺ汁は何とか作る事ができます。昔はインスタント食品が少なかったからだしは本当に丁寧に取っていたはずです。そういえば僕の小さい頃は鰹節を削る手伝いをよくしていました。美味かったはずです。今はそこまではできません。
味付けはもっと甘かったと思います。今でこそ懐かしく思えますが、当時はしょっちゅうおかずに出てくるので食べ飽きていた事を思い出します。しかしバランスの取れた一品です。鳥・大根・人参・里芋・椎茸・牛蒡・蒟蒻等。僕は酒の肴にしますが娘には汁を多目にしてご飯に掛けます。幸い喜んで食べてくれます。こんな料理を覚えていてくれるといいですね。
追伸・明日は早朝から鹿児島です。今回は新幹線に乗ります。
うきうきします♪