朝青龍問題は彼が
モンゴルへ帰る事で一応方向性が見えたようです。それにしてもマスコミの
対応は
異常なくらいです。これは朝青龍のヒール(
悪役)な役割が優等生の多い相撲界において貴重な存在だからでしょう。そもそも今回の問題は朝青龍と相撲協会の見識の違いから来るものが大きいと思います。方や(朝青龍)「俺が一人横綱で頑張ってきたから相撲界は助かった。貢献度は大きいはず。サッカーやったくらいでなんだ!」方や(日本相撲協会)「山の中のモンゴルから出てきて、ここまで育ててやったのは誰のおかげなんだ!嘘の診断書出しやがって。謝れ!」と、こんなところでしょう。これ、朝青龍のわがままな性格を考えたら「
斉藤一人流」でやれば案外簡単に解決したかもしれない。一人流とは、まず相手の考えを認めたうえでこちらの意見を述べるやり方です。相撲協会は26歳の青年横綱に比べたら大人ですから。協会「横綱、一人でいままで良く頑張ってきたね~。おかげでやっと次の横綱も誕生したよ。」朝青龍「ごっつぁんです。」協会「でも今回は少しまずかった、わかるだろう?」朝青龍「ごっつぁんです。」協会「じゃぁ、素直にファンに謝る事が先決だ。そうすれば世間も納得するから処分も軽くて済むだろう。それから治療をしなさい。」朝青龍「ごっつぁんです。」で1場所欠場くらいで済んだはずです。まぁ、こんなうまくはいかないでしょうけど、いきなり処分というやり方が朝青龍を追い込み過ぎたのでしょう。果たしてまた相撲界に帰ってくるのでしょうか?